住宅ローンの大まかな説明を一通りしたところで、もう少し実際的なお話に移りましょう。
住宅ローンに少しでもご関心のある方ならご存知かと思いますが、よく金融機関のサイト上で「住宅ローンシミュレーション」というものがありますね。
あれは、「借りたい金額」、「金利」、「返済期間」などの条件から総返済額と月々の返済額などを自ら計算するのではなく、簡単に試算してくれるというものです。
民間融資の場合は金利の種類が様々ですから、条件を変更して事前にいろいろ試算しておくために役立ちます。
そして、ここで重要なのが「いくら借りるか」という点です。当然、住宅の価格なのですが、実は金融機関の多くは、「融資額の基準は価格の8割」とし ているところが多いのです。さらに、当然ながら借り手にも「全額をローンで借りると返済が苦しい」という見方を持つ人が多くいます。
ここでもう一つ重要なのが借り手の年収です。ローン返済が滞るのを防ぐため、各金融機関では年収に応じた返済額の基準を設けているからです。
銀行などでは年間返済額を年収の30%~40%までなどとハードルを設けているケースが多いのですが、ゆとりをもって返済できるよう「年収の20%以内」をひとつの目安とするといいでしょう。
つまり、「いくらなら借りられるのか、返せるのか」を上記のような住宅ローンシミュレーションで計算し、そして、その総融資額が価格の8割に相当するような住宅が購入可能な住宅ということになります。